【卓球】卓球の主要国際大会まとめ【WRポイントについても解説】

卓球主要大会まとめ&WR(世界ランキング)について

こんにちは、いまときです。

今回は、卓球の主要国際大会と世界ランキングについてまとめたいと思います。

WRポイントの加算方法や大会ごとに獲得できるポイントについてもまとめていますので、卓球の世界ランキングについて詳しく知りたい方、卓球の国際大会について知りたい方は是非ご覧になってみてください。

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まず大前提として押さえて頂きたいこととして、世界ランキングはWR(World Ranking)と表されます。WR7と言うのは世界ランキングがその時点で7位ということを表しています。

卓球の世界ランキングは、ITTF (国際卓球連盟)が毎週火曜日に更新しています。

選手はWRポイント付与の対象となっている国際大会に出場し、WRポイントを獲得することで世界ランキングに名を連ねることになります。

各国の卓球選手たちは世界ランキング上位を目指して日々努力しているわけです。

というのも、

  • 世界ランキングが上がることで、より大きい大会に出場しやすくなること
  • トーナメントの組み合わせで有利になること

これらの二点から、世界ランキングは卓球選手として上を目指すためには必須の指標になってきます。

ITTF(国際卓球連盟)はWRポイント付与対象となる国際大会と、その付与ポイントについて規定しています。規模が大きい大会ほど世界ランキング上位の選手が参加するため、ポイントの獲得も難しくなります。

卓球の主要国際大会と、付与されるWRポイントは以下の表をご覧ください。

大会🏆優勝🥈準優勝ベスト4ベスト8ベスト16ベスト32ベスト64ベスト128予選通過
オリンピック2,0001,400700350175904520
世界卓球選手権2,0001,400700350175904510
グランドスマッシュ2,0001,400700350175901030
ITTFワールドカップ1,5001,05052526513050
WTTカップファイナル1,5001,050525265100
WTTチャンピオン1,0007003501759015
WTTスターコンテンダー600420210105552520
WTTコンテンダー4002801407035415
WTTフィーダー12590452515828
世界ユース選手権7555251552
WTTユース スターコンテンダー604020105
WTTユース コンテンダー2015842
出典:ITTF TABLE TENNIS WORLD RANKING REGULATION

卓球の主要大会を図にもまとめてみました。

卓球主要国際大会

続いて、各大会について簡単に解説します。(大会名のリンクを押すとその大会について詳細にまとめた記事に飛びます)

大会名
1オリンピック
2世界卓球選手権
3ITTFワールドカップ
4Warld Table Tennis
4-1グランドスマッシュ
4-2WTTカップファイナル
4-3WTTチャンピオン
4-4WTTスターコンテンダー
4-5WTTコンテンダー
4-6WTTフィーダー
4-7WTTユース スターコンテンダー
4-8WTTユース コンテンダー
卓球国際大会

オリンピック

オリンピックは言わずと知れた国際大会。

卓球は夏季オリンピックの競技で、4年に一度開催されています。

オリンピックの過去大会の優勝者・日本選手の成績は以下の記事でご確認ください。

世界卓球選手権

世界卓球選手権はITTF (国際卓球連盟))が主催する卓球の世界最高峰の大会です。

個人戦と団体戦が隔年で行われ、優勝者に与えられるWRポイントは2,000ptです。

世界卓球選手権の歴代優勝者・日本選手の成績をまとめた記事は以下からご確認ください。

ITTFワールドカップ

ITTFワールドカップは、1980年に初開催されたITTF(国際卓球連盟)が主催する大会。

2020年大会を最後にWTTカップファイナルに移行されていましたが、2023年に新種目である男女混合団体戦を実施。2024年4月には大幅にルールを変更した上で個人戦が4年ぶりに復活します。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

Warld Table Tennis

WTTとはー。

グランドスマッシュ

グランドスマッシュは、WTT (ワールドテーブルテニス) が主催する最も大きな大会です。

種目は男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルスの5つで、世界ランキング上位の選手が出場権を獲得できます。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

WTTカップファイナル

WTTカップファイナルは一年の締めくくりに行われる卓球の国際大会です。

従来のワールドカップを引き継いで2021年から開催されており、シングルスは世界ランキングの上位16名が協会人数制限等がなくWTTから招待されます。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

WTTチャンピオン

WTTチャンピオンは世界ランキング上位30名+2名が参戦する大会。

種目は男女シングルスのみで、全日程1テーブルのみ(ひとつの卓球台のみ)で行われるのが特徴の大会です。よって試合が被ることがなく、「全観客が1つの試合を観戦している」という緊張感のある大会になっています。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

WTTスターコンテンダー

シングルス48名、ダブルス16ペアが出場する大会です。

世界ランキング20位以内の選手の出場制限や各協会ごとの出場数制限があるため、世界ランキング下位の選手がポイントを稼ぎやすい大会となっています。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

WTTコンテンダー

WTTコンテンダーはWTT(World Table Tennis)が開催するWTTシリーズの中で、最も小さな規模の大会です。

WTTコンテンダーで結果を残し、先に続くWTTスターコンテンダー・WTTチャンピオンへの切符を手にしていく意義を持つ大会です。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

WTTフィーダー

WTTフィーダーはグランドスマッシュやWTTシリーズといった大規模な大会に出場する資格を得るための登竜門となっている大会です。

世界ランキング51位以下の選手が対象となっており、若手の選手や怪我などで世界ランキングが下がってしまった選手が多く参加する大会となっています。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

WTTユースシリーズ

WTTユースシリーズは19歳以下の選手が対象となっている年齢制限のある大会です。

WTTユースシリーズは大きく「WTTユースコンテンダー」と「WTTユーススターコンテンダー」のふたつに分かれます。

「WTTユースコンテンダー」はU19・U17・U15・U13・U11のカテゴリが開催され、「WTTユーススターコンテンダー」はU19・U15のカテゴリが開催されています。

詳しくは下の記事をご覧下さい。

卓球においての世界ランキングの決め方について説明していきます。

WRポイントの有効期限は1年間で、これを過ぎると失効します。

有効期限内のポイントのうち、成績の良いもの(ポイントが高いもの)から8つを合算したものが、その時の保有ポイントとして評価されます。

2021年、つまりWTTが開催され始めたのと同じタイミングで世界ランキングの加算方法も変更になっており、1ヶ月に1回のペースで更新されていたものから毎週火曜日に発表される形式になりました。

発表の頻度が上がったことで世界ランキング順位の維持がより難しくなるように感じます。

失効が迫ってくるポイントに追われながら国際大会で結果を出し続けなければならず、その間に国内に戻ってきてTリーグにも出場するというハードなスケジュールを戦い続ける選手たちの自己管理能力(アスリート力)には日々驚かされますね。

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