2024.3/27(水)~3/31(日)の日程で卓球の国際大会『WTTチャンピオンズ仁川2024』が韓国の仁川で開催されます。
今回はチャンピオンズ仁川2024の試合日程や日本の出場選手等、今大会の概要についてまとめたいと思います。皆さん一緒に日本選手を応援しましょう。
出場予定の日本選手
まずは、日本の出場予定選手についてです。
男子シングルスには、張本智和選手(WR9)・戸上隼輔選手(WR23)・松島輝空選手(WR33)の3選手が出場予定です。
女子シングルスには、早田ひな選手(WR5)・伊藤美誠選手(WR14)・張本美和選手(WR16)・平野美宇選手(WR18)の4選手が出場予定です。
男子選手 | 張本智和 | 戸上隼輔 | 松島輝空 | |
女子選手 | 早田ひな | 伊藤美誠 | 張本美和 | 平野美宇 |
WRは世界ランキングを表しており、本大会のメンバー選出時点(2024年第8週)のものです。
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WTTチャンピオンズとは
今回の仁川大会は、第6回目のWTTチャンピオンズの開催となります。
WTTチャンピオンズの大会概要については別記事にまとめてありますので、詳しく知りたい方は下の記事もしくは下の画像をご覧ください。
初の韓国開催
WTTチャンピオンズとして第6回目の開催となる今回の“WTTチャンピオンズ仁川2024”は、WTTが韓国で開催する初めての大会です。ちなみに開催地の仁川はインチョンと読みます。
試合会場となる「インスパイア・アリーナ」は韓国初の多目的アリーナで、これまで音楽会場として使用されてきた施設をスポーツ施設として使用することで、今回のWTTチャンピオンズを通して国際スポーツスタジアムへ変貌させたいという目的があるようです。
韓国卓球は今年で100周年になるようで、節目となるタイミングで国として卓球界を盛り上げたいという意志が感じ取られます。
今大会の概要
世界ランキングのトップ32が集結して世界の頂点を目指す「WTTチャンピオンズ」。
試合はトーナメント形式で行われ、準々決勝までは5ゲームマッチ、準決勝と決勝は7ゲームマッチです。種目は男女シングルスのみとなっています。
最大の見どころは卓球台を1テーブルのみで行う点。全員がそのテーブルに注目する緊迫感のある大会になっています。
今大会は韓国の仁川で行われるため、時差はありません。
大会結果は別記事にまとめます!
世界ランキングポイント
今大会で得られる世界ランキングポイントは以下のとおりです。
種目 | 🏆優勝 | 🥈準優勝 | Best4 | Best8 | Best16 | Best32 |
男子シングルス | 1000 | 700 | 350 | 175 | 90 | 15 |
女子シングルス | 1000 | 700 | 350 | 175 | 90 | 15 |
オリンピック、世界選手権、WTTグランドスマッシュが優勝者に2000ポイント。WTTカップファイナルが1500ポイントなので、それに次ぐ3番目の規模の大会になります。
賞金について
今大会の賞金総額は30万USドル。日本円にすると約4,500万円になります。
賞金の内訳は、以下のとおりです。(米国ドル)
種目 | 🏆優勝 | 🥈準優勝 | Best4 | Best8 | Best16 | Best32 |
男子シングルス | 15,000USドル | 10,000USドル | 7,500USドル | 5,250USドル | 4,125USドル | 3,500USドル |
女子シングルス | 15,000USドル | 10,000USドル | 7,500USドル | 5,250USドル | 4,125USドル | 3,500USドル |
日本円に換算してみます。↓
種目 | 🏆優勝 | 🥈準優勝 | Best4 | Best8 | Best16 | Best32 |
男子シングルス | 約230万円 | 約150万円 | 約110万円 | 約80万円 | 約60万円 | 約50万円 |
女子シングルス | 約230万円 | 約150万円 | 約110万円 | 約80万円 | 約60万円 | 約50万円 |
今大会は32人の参加なので、初戦敗退でも50万円、一回戦突破で10万円UP、二回戦突破でさらに20万円UP。大盤振る舞いですね。韓国…お金あるなぁ。
試合日程
今大会の開催期間は2024.3/27(水)-3/31(日)の5日間。
試合日程は3/27(水)、3/28(木)と2日かけて一回戦が行われ、続く3/29(金)に二回戦が行われます。
3/30(土)午前に準々決勝があり、ここで勝利した選手は午後の準決勝に挑みます。
そして3/31(日)に決勝戦があり、大会にピリオドが打たれます。
日程 | 男子シングルス | 女子シングルス |
3/27(水) | 1回戦 | 1回戦 |
3/28(木) | 1回戦 | 1回戦 |
3/29(金) | 2回戦 | 2回戦 |
3/30(土) | AM:準々決勝 PM:準決勝 | AM:準々決勝 PM:準決勝 |
3/31(日) | 決勝 | 決勝 |
出場選手
今回のWTTチャンピオンズ仁川2024に参加する選手をまとめます。
男子シングルス
男子シングルスに出場する選手は以下の32名です。
前回大会の優勝者はWR8の林昀儒選手(🇹🇼台湾)です。
- 樊振東(🇨🇳中国)WR1
- 王楚欽(🇨🇳中国)WR2
- 馬龍(🇨🇳中国)WR3
- 梁靖崑(🇨🇳中国)WR4
- F.ルブラン(🇫🇷フランス)WR6
- ウーゴ・カルデラノ(🇧🇷ブラジル)WR7
- 林昀儒(🇹🇼台湾)WR8 ◀️◀️前回王者
- 張本智和(🇯🇵日本)WR9
- チウ・ダン(🇩🇪ドイツ )WR10
- ドミトリ・オフチャロフ(🇩🇪ドイツ)WR13
- チャン・ウジン(🇰🇷韓国 )WR14
- ダルコ・ヨルジッチ(🇸🇮スロベニア)WR15
- トルルス・モーレゴード(🇸🇪スウェーデン)WR16
- シェルベリ(🇸🇪スウェーデン)WR17
- イム・ジョンフン(🇰🇷韓国)WR18
- マルコス・フレイタス(🇵🇹ポルトガル)WR19
- マティアス・ファルク(🇸🇪スウェーデン)WR20
- A.ルブラン(🇫🇷フランス)WR21
- オマール・アサール(🇪🇬エジプト)WR22
- 戸上隼輔(🇯🇵日本) WR23
- リアム・ピッチフォード(🏴イングランド)WR25
- パトリック・フランチスカ(🇩🇪ドイツ)WR26
- イ・サンス(🇰🇷韓国)WR27
- アンダース・リンド(🇩🇰デンマーク)WR28
- ジョナサン・グロート(🇩🇰デンマーク)WR29
- シモン・ゴジ(🇫🇷フランス)WR30
- 高承睿(🇹🇼台湾)WR31
- 松島輝空(🇯🇵日本) WR33
- アン・ジェヒョン(🇰🇷韓国)WR34
- 荘智淵(🇹🇼台湾)WR35
- ワイルドカード枠:アイザック・クエック(🇸🇬シンガポール)WR97
- WTT推薦枠:オ・ジュンソン(🇰🇷韓国)WR43
WRとは、世界ランキングの意味で、本大会のメンバー選出時点⦅2024年第8週(2/20時点)⦆のものです。
ワイルドカード枠は、大会を盛り上げるために主催国が出場選手を選出できる枠です。この枠は、世界ランキングに関わらずに選出することができます。
WTT推薦枠は、大会を盛り上げるためにWTTの判断でシニア選手や若手選手を出場させられる枠のことです。こちらも世界ランキングに関わらずに選出することができます。
女子シングルス
女子シングルスに出場する選手は以下の32名です。
前回大会の優勝者はWR2の王芸迪選手(🇨🇳中国)です。
- 孫穎莎(🇨🇳中国)WR1
- 王芸迪(🇨🇳中国)WR2 ◀️◀️前回王者
- 陳夢(🇨🇳中国)WR3
- 王曼昱(🇨🇳中国)WR4
- 早田ひな(🇯🇵日本)WR5
- シン・ユビン(🇰🇷韓国)WR8
- 鄭怡静(🇹🇼台湾)WR10
- アドリアーナ・ディアス(🇵🇷プエルトリコ)WR11
- ベルナデッテ・スッチ(🇷🇴ルーマニア)WR12
- ヤン・シャオシン(🇲🇨モナコ)WR13
- 伊藤美誠(🇯🇵日本)WR14
- チュ・チョンヒ(🇰🇷韓国)WR15
- 張本美和(🇯🇵日本)WR16
- ニナ・ミッテルハム(🇩🇪ドイツ)WR17
- 平野美宇(🇯🇵日本)WR18
- ジア ナン・ユアン(🇫🇷フランス)WR20
- チョン・ジヒ(🇰🇷韓国)WR21
- ブルーナ・タカハシ(🇧🇷ブラジル)WR22
- ソフィア・ポルカノバ(🇦🇹オーストリア)WR25
- ディナ・メシュレフ(🇪🇬エジプト)WR27
- リウ・ヤンズー(🇦🇺オーストラリア)WR28
- リンダ・ベルグストローム(🇸🇪スウェーデン)WR29
- ハナ・ゴーダ(🇪🇬エジプト)WR30
- エリザベタ・サマラ(🇷🇴ルーマニア)WR31
- リリー・チャン(🇺🇸アメリカ)WR32
- プリティカ・パバド(🇫🇷フランス)WR33
- シャン・シャオナ(🇩🇪ドイツ)WR34
- エイミー・ワン(🇺🇸アメリカ)WR35
- マニカ・バトラ(🇮🇳インド)WR36
- オワラン・パラナン(🇹🇭タイ)WR37
- ワイルドカード枠:キム・ナヨン(🇰🇷韓国)WR38
- WTT推薦枠:イ・ジオン(🇰🇷韓国)WR44
WRとは、世界ランキングの意味で、本大会のメンバー選出時点⦅2024年第8週(2/20時点)⦆のものです。
ワイルドカード枠は、大会を盛り上げるために主催国が出場選手を選出できる枠です。この枠は、世界ランキングに関わらずに選出することができます。
今回のワイルドカードで選出されたキム・ナヨン選手は今回のシンガポールスマッシュでベスト16まで勝ち進んだ勢いのある選手です。
WTT推薦枠は、大会を盛り上げるためにWTTの判断でシニア選手や若手選手を出場させられる枠のことです。こちらも世界ランキングに関わらずに選出することができます。
歴代優勝者
過去5回行われているWTTチャンピオンズの歴代優勝者については別記事にまとめてあります。
放送予定
YouTubeの「テレ東卓球チャンネル」にて、全試合ライブ配信予定です。
一緒に日本選手を応援しましょう!!
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